人生で、一番大事なことは、何でしょうか?
この質問に、すぐ答えられる人は少ないかもしれません。
なぜなら、そんなことを常に考えて生活していないからです。
忙しい仕事に加え、働くママであれば、育児に家事、保育園や学校など子どもの行事の把握、そして家族のフォローなど。
毎日毎日、たくさんのことをこなしている中で、「人生について」というテーマで考えること、できていますか?
目次
いつまで、我慢するの?
「忙しいから、仕方ないよね。」
少し前の私だったら、そう考えていたかもしれません。
慣れない土地で、新しい生活に慣れるのに必死!赤ちゃんのお世話に、毎日の家事に…そう、本当に忙しかった。
でも、だからこそ、このままでは、マズイ気がしました。
だって、この忙しさから解放される日がくるのか、甚だ疑問だったからです。
「もう少し子どもが大きくなれば、楽になるよ」
「今だけだよ」そんなふうに声をかけてもらったこともあります。
でも、私は正直、これを聞くたびに
「今は、我慢するのが当たり前?」
「今は、諦めてやり過ごす時期なの?」
我慢を強いられているような気がしてならなかったです。
あと、どのくらいの期間、我慢すればいいの?1年ですか?5年ですか?
それまでは、諦めるしかないんですかー?
当時の、心の悲鳴が聞こえてきそう。
若干、追い詰められていたのかもしれません。
ママになったら、「自分」は封印!?
ママになることは、とても幸せなこと。
可愛い赤ちゃんに、子育てに積極的な夫。
ところが、ママにかかる負担の大きさに、ビックリ!
これまで生きてきて、普通に過ごしていたことが、全部不可能に!!
これは、経験したことがある人にしかわからないかもしれない。
1人で、トイレに行けない。(赤ちゃんが泣いて追って来る!)
1人で、外を歩くことが無くなる。
1人で眠ることが無くなる。常に夜中に起こされ、熟睡することが無い。
1人で普通に食事することが出来ない。
1人でお風呂に入ることが無くなる。
1人で買い物に行けない。
そう、常に赤ちゃんファースト。
自分のことなど、二の次三の次!
初めての子育ては、それも新鮮で、仕事を辞めた直後だったこともあり、赤ちゃんの面倒を見るのが私の仕事!と頑張っていました。
2人目の子育てで激震!!これ無理かも!?
私が、これ本当にきついかもしれない、と弱音を吐いたのは、2人目の育児。
赤ちゃんと3歳を連れて引っ越しを経験し、全く知らない土地で生活が始まった時でした。
始めはかなり、頑張っていましたが、ふと疑問に思います。
これは、いつまで続くのだろうか?
自分のこと、何もできない。ママが凄く疲れてしまうと、子供と元気に遊んであげられないな、と。
この時の私は、分かりやすく言うといわゆる「ワンオペ育児」でした。
周囲に頼れる人はおらず、頼みの旦那も仕事で毎日遅くに帰ってくる。
一度も、次男の寝かしつけをしてもらったことはありませんでした。(結局、2歳半になるまで、一度も、です。)
2人の息子はまだまだ幼いし、途方に暮れました。
華やかな独身の頃の時間の使い方や、
子どもが生まれる前に
よく夫婦2人で旅行に行ったりしていた頃が、夢のように感じました。
幸せになるために、生まれてきた
私たちは、何のために生まれてきたのでしょうか?
色々な意見があると思いますが、
やっぱり「幸せになるために、生まれてきた」のだと思うのです。
できるだけ、幸せになりたいですよね。
幸運にも子どもを授かって、可愛い子どもが2人もいるのに、実感として幸せを感じられなくなっていく自分が不思議でたまりませんでした。
結婚することも、出産することも、子育てを頑張ることも、自分で覚悟をもって決めたことでした。
なのに、なぜ、こんなことに?
もっと、幸せな状態、幸せだなって感じられる自分になりたい!!
そう、強く思ったのでした。
原因は、私にある?
幸せかどうかって、どうやって決まると思いますか?
幸せ評議委委員みたいな仕事があって、その人たちが決めるわけではないですよね。
そう、他人に決めてもらうものではないんです。
だって、外から見て、どう見たってあの人は幸せだろうな、と思える人でも、もしかしたら幸せじゃないかもしれません。
外から見るだけでは、分からない部分も多いですし。
幸せかどうかを決めるのは、本人ですから。
そう、幸せかどうか決めるのは、本人なんです!!
自分で、幸せと思えなかったら、ダメなんですよ!
外的要因も、もちろんあるだろうけれど、
これは内的要因、自分自身に向き合うべきなのかもしれないと、気付いてしまいました!
幸せを感じるために、必要なこと
あなたは、何をしている時に、幸せを感じますか?
私は、好きなことをしている時に、幸せを感じます。
好きな人と過ごしている時に、幸せを感じます。
そうか!
「自分」を封印して、
「自分の好き」を封印して過ごしていたから、幸せに鈍感になっていったのかもしれない。
それが、正義だと勝手に思っていたけれど
自分を封印することで、かえって幸せから遠ざかっていたとは!
自分の「好き」に敏感になる
自分の好きに蓋をしていたので、
すっかり鈍感になってしまった私。
自分の好きなことを諦めないこと、少しでも生活の中に取り入れることを始めてみました。
無理のない範囲で、できることはたくさんありました。
例えば隙間時間でお気に入りのミルクティーを飲むとか
大好きなソファーに座って瞑想したり
ヨガをする、等。
また、できるだけ頼らないように頑張ろう!と思っていましたが、
夫や周囲の人に、たくさん頼ることにしました。
大好きな人が困っていたら、なにか助けになりたいと思いませんか?
全く頼られないことの方が、寂しいかもしれませんよね。
「好き」の気持ちを尊重し、自分を満たすことで
たくさんの幸せを感じることができるようになってきました。
人生の幸福度を上げたい、幸せに過ごしたい、そんな思いは
「好き」をたくさん集めることで
叶うのかな、と思っています。
ブログの読者様からも
「豊かに過ごしたい」そういう声が届くようになりました。
もちろん、お金の面で豊かになる方法もありますが、心も豊かでなくては幸せを感じられません。
心も豊かに、幸せを感じて、今を楽しんで欲しいと思います。